中国は上海からバスで約4時間、比叡山の僧侶が修行に来るという天台宗の総本山・天台山のお寺を、伝統工芸士・文化研究者の王超鷹氏と巡ります。遣隋使の時代から続く悠久の時を超えた日本と中国に思いを馳せながら、仏教と歴史について学びます。
500体もの羅漢が圧巻の五百羅漢堂。自分の好きな数字をお堂に入る前思い浮かべ、お堂の中の好きな場所を選び、先ほどの数字をその端から数えてください。目の前にいる羅漢があなたです!中国にはそんな言い伝えがあるようです。
1000mあまりある山頂にあるこのお寺は、日本の観光客はあまり訪れることがなく、比叡山などの僧侶が修行に来られます。日本の天台宗の開祖、最澄(さいちょう)が修行し泊まったお寺です。
お寺の散策に最適なホテルがこの天台賓館。お寺の敷地内にあり、とても居心地のいい空間。
お楽しみの食事は、お肉やお魚を一切、使用しない精進会席です。ただ、会席なだけあって見た目が華やかな料理が多数!一日数組しか受け付けない限定コース料理です。日本人では思いつかない様な発想がたくさん登場。見て楽しい、食べて美味しいメニューでした。
銀輪 精進会席料理
http://www.dianping.com/shop/19829341
台州-天台 浙江省台州市天台县赤城路134号
今回の旅友
旅先案内人:王超鷹氏
文化研究者、PAOSNET代表。幼い頃より伝統工芸士として活躍し、政府より選抜され20才で国認定工芸士資格を取得。数多くの美術作品や工芸作品を生み出している。 安倍慎太郎、大平正芳、平山郁夫画伯、俳優の高倉健など著名人の篆刻(印鑑)も手がけている。1987年来日、武蔵野大学大学院修士号を取り、執筆や研究活動しながら、1996年に上海でPAOSNETを立ち上げ以来日中の企業100社以上のCI,デザイン、企業文化、経営戦略のコンサルティングに携る。アリババグループ傘下の複数のブランディングも担当。日中CAC及びYACコンテスト中国大会実行委員長。日中CACコンテスト審査員。国際北陸工芸サミット選考委員。
旅とも:abby(加藤櫻子)
第二回・日中YACコンテスト/中国企業賞「紅」を受賞。東京と台湾をベースに活動するKOL・インフルエンサー。オーストラリア→香港を経て現在は台湾へ。また、映像クリエーターとしても幅広く活動。旅と料理が趣味。CM・TV出演経験、声優経験、MC経験など幅広くキャリアを積み、環境適応能力が高く、好奇心が旺盛。
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