【初心者向け本格DIYワークショップ】プロのアドバイスで家づくりを学ぶ!3つの体験に挑戦して、自分の家を手に入れよう!

【理想の住まいを作ってみよう!】

プロの指導を受けて、家づくりのノウハウを身につくと嬉しいですよね。3つの実践体験でスキルが磨ける初心者OKの家づくりDIYワークショップがあるんですって。今回は、そんなワークショップにDIY経験0の不器用な記者が体験レポートです。今回は、3年後に他県でリフォームを考えているご夫婦と一緒にワークショップに参加してきました。

▼目次(※クリックするとその段落へ移動します)
1,フローリング選び
2,床の貼り方

3,ボード仕切りで作る空間
4,壁紙の貼り方

教えてくれるのは、古民家のリノベーションのエキスパート株式会社ベル興産の鈴木社長ことズッキーさん。実際にリフォームをする場合は、天井→壁→床という順番で作業するようですが、今回は床と壁をパート別に教わります。

株式会社ベル興産の鈴木社長ことズッキー
TV出演:日テレ『幸せ!ボンビーガール』・森泉さん古い木造住宅のDIYリノベーション監修
NHK Eテレ『住まい自分流』にてDIY講師 など

 

1,フローリング選び

家をリフォームやDIYする際に、雰囲気を手取り早く変えるなら床や壁を変えることですよね。特にフローリングは、塩ビのなんちゃってフローリング、合板のクッションフロア、無垢のフローリングまで幅が広いです。種類を知っておくことで扱い方や手入れ方法などを踏まえた選択肢が広がりますよね。

《クッションフロア》

●塩化ビニル素材のシート
厚さ:1.8mm前後が一般的

幅:1820mmの巻物
手軽に貼り替えできるため、住宅のキッチンだけでなく店舗でも人気です。ただし、クッションフロアは一般的にはロールになっているものが多く壁などの接地部分を自分でカットするのは難しいといわれています。

《フロアタイル》

●塩化ビニル素材のタイル:デザインされる木目柄や石目柄は凸凹も再現され本物と間違うほどリアルなデザインです。
厚さ:2.5mm前後が一般的

 

🟢おすすめのフロアタイル

あらかじめカットされているクッションフロアは扱いやすくてオススメです。このワークショップで使用したのはこのタイプ。カッターで簡単に切れます。床張りには糊が必要です。初めから糊がついているタイプも販売されています。

 

 

《はめ込み式フロアタイル》

糊が不要の組合せ式(側部に組合せ用の溝がある)。糊不要なので、賃貸住宅でも使えます。素材も無垢(天然木)、合板、塩化ビニルなど商品が各社から販売されています。

▼ラミネートフロア

表面がラミネートされているフローリング。表面が硬くなって傷、凹み、汚れに強い。

▼素材:合板

合板を何層も貼り合わせて作られるのが「複合フローリング」です。合板は一般的に多く使われています。表面だけではぱっと見わかりにくいのですが、断面で見比べるとわかりやすいです。無垢と比べると、実際に歩いてみたときの質感や、季節によって肌ざわりや足に伝わる温度に違いがあります。

▼素材:無垢

一本の木から切り出した一枚の板を並べて作ったフローリング。無垢床はへこんでしまった傷も、濡れたタオルとアイロンで修復することができます。傷の上に濡れたタオルを置き、その上から熱したアイロンをあてると、無垢床が水を吸って膨らむため元に戻るんです。

 

▼素材:塩化ビニル

 

《遮音フローリング》

遮音シートが貼ってあるフローリング。マンションによく使われるタイプ。遮音に優れているが、5年くらいから劣化しやすい(ものにより、差があります)と言われています。マンションによっては、このタイプを使用しなければいけないという規約がある。これは完全にプロ使用。DIYで扱うにはかなり難しいとされています。

2,床の貼り方

①掃除をしておく

土台となる合板にカットタイプにクッションフロアを貼っていきます。糊で貼っていくので、埃やゴミが無いよう予め、掃除をしておきます。

②シートを真ん中から貼る

シートは、貼る場所の真ん中から進めていきます。なぜだと思います?

理由1:シートに使う糊が乾き切るまでは時間がかかります。糊が乾き切る前に、踏んだりするとせっかく綺麗に貼ったシートがずれてしまうことも。端から、貼り進めていくと、最後、自分がいるところから出られなくなってしまうので、逃げ場をつくるために真ん中から貼り進めます。

理由2:シートは、最後の列を貼り付ける時に、幅を調整する必要があります。写真で言うと赤丸の部分。シートを並べていくと最後に狭い部分ができますよね。この狭い部分をなくすために、真ん中から貼り進めていき前後左右の幅が極端に狭くならないにようにします。

シートは表側にカッターで切り目を入れたら、裏側からもその線をなぞります。これで、シートのサイズ調整はOKです。

④床に糊をつける

今回は部屋の室内なので水性の糊を使います。

床材の糊はオープンタイムと言う、床材に糊を塗ってから貼るまでの待ち時間が必要になります。この糊は含まれる水分が乾燥(蒸発)する事 によって固化する接着剤です。下地湿気の影響を 受けやすいので、オープンタイムは、夏と冬の気温の差や木材とモルタルなどの材質の時間で変わりますので説明書に従って進めて行きます。

糊は弧を描くように薄く塗っていきます。ズッキーさんがやるといとも簡単に見えますが、実はこの作業、かなり難しいんです。

筆者の私も、チャレンジしてみたので良かったらみてみてください。糊の着き具合から、この描き方まで何から何まで違います。

⑤クッションフロアを貼る

オープンタイム(待ち時間)が終わったらシートを貼っていきます。

シートの角をしっかり合わせるのがポイントです。

 

3,ボード仕切りで作る空間

ボードで壁を作る

枠組みと石膏ボードで部屋を作ったり仕切りを作ったりすることができます。木材で枠組みを作ったらビスを打ってボードを貼っていきます。

石膏ボードはカッターで切断します。

ビスを打った箇所や石膏ボードの隙間はパテで埋めます。

パテで埋めたら、鑢で凸を削り平にします。

壁のボードが貼れたら、いよいよクロス(壁紙)貼りです。

 

4,クロス(壁紙)の貼り方

①生のりを塗る

最初に壁の高さを測ります。

クロス(壁紙)を広げ、必要な長さよりも10cm(糊代)ほど長くカットします。クロスには、柄合わせの印が入っているので、貼り合わすときはそこを合わせましょう。

生のりを塗っていきます。(クロスの中にはのり付きのものも販売されています)乾くまでは、何度でも貼り直しがきくので、初心者でも安心です。

クロスは長さがあり場所を取るので、折り畳みながら生のりを塗っていくと良いですよ。生のりは基本、塗ったらその日のうちに貼るのがよいでしょう。

②クロス(壁紙)を貼る

クロス(壁紙)を壁に貼ります。

貼ったら、真ん中から外側に向かって空気を逃していきます。

次に、クロス(壁階)の重なり合った部分の中心を、2枚一緒にカッターで切ります。

切り終わったら表と下側の切り端を取り除きます。

そのあと、コロコロでしっかり貼り、ジョイント部分を見えなくします。

これでクロス貼りの完成です。

DIY愛好家のみなさんにも、これから初めるDIY初心者の方にもお役に立てたら嬉しいです。理想のお家づくり、頑張ってくださいね。

③ボードの施工からクロス貼りに使う道具

壁に使う工具はこれ。ボード作りと壁紙を貼るのに使用します。

 

■DIYワークショップ会場

ベル興産公式サイト:https://bellkousan.versus.jp/bellkousanweb/

ズッキーさんのインスタグラム:https://www.instagram.com/m_zukyman/

naoe

naoeTHE SELECTION 編集長

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お洒落なライフスタイルをコンセプトに、自らが面白いと思えるものをお伝えしますね。職業は、ファッションデザイナー兼コーディネーション・クリエーター。趣味:旅行/映画鑑賞/外食

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