森ビル株式会社が運営する虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの情報発信拠点「TOKYO NODE」は、開館記念企画の第2弾として、写真家・映画監督の蜷川実花が率いるクリエイティブチーム EiM(エイム)による体験型展覧会「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」を2023年12月5日(火)に開幕しました。2024年2月25日(日)までの期間限定、ここTOKYO NODE でしか観られない“巡回なし”の展覧会です。
写真家・映画監督の蜷川実花がクリエイティブチーム・EiM として挑む、圧倒的スケールの展覧会「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」。すべて本展のために制作した映像インスタレーション、写真、立体展示などで構成された11作品が一堂に会する、蜷川実花にとって過去最大規模となる体験型展覧会です。
11月のチケット発売後たった1日で予定していた前売り券が完売するなど、開催前から注目を集めている本展。開幕前日に行われたプレスや関係者向けの内覧会には各界から1,800名超が訪れ、関心の高さが窺えました。本日12月5日(火)の初日は、開場前から蜷川実花展の開幕を楽しみに待つファンらの行列ができ、展示会場や同日オープンしたオフィシャルPOP UPショップは来場者で賑わいました。
さらに本展では、会場の「外」でも世界観が楽しめる仕掛けを多数ご用意しています。
TOKYO NODE内にある飲食店では、本展とのコラボメニューが登場。本展の世界観をイメージした、美しい見た目とこだわりの味わいが楽しめるフードやスイーツ、ドリンクを提供いたします。本展会場と同フロアのレストラン「TOKYO NODE DINING」では、アジア人で初のフレンチミシュラン3つ星を獲得した小林圭シェフが開発を手掛けた注目のコラボスイーツも登場します。
会期中にオープンするオフィシャルPOP UPショップでは、ファッションブランドとのスペシャルコラボアイテムを発売。新しい女性の姿をデザインする「FETICO」、独自のパンク精神を洋服に宿す「KIDILL」、ユニークなアイデアとストーリー性が魅力の「M A S U」、自由な表現で東京の今を切り取る「TENDER PERSON」など気鋭のブランドと蜷川実花がコラボレーションしたアイテムを本POP UPショップ限定で販売予定です(いずれも数量限定・なくなり次第終了)。また、大胆なシルエットで世界から注目を集める「TOMO KOIZUMI」が、本展の開催を記念した一点物のドレス(非売品)を制作。ショップ内での展示を行います。
<展覧会の見どころ>
1.すべてが新作・撮りおろし。CGを用いず「リアル」な被写体で構成された映像インスタレーション
本展のために制作された映像は、幻想的な美しさながら、CG等を用いずに現実を切り取ったもの。日常の中にある儚い美しさを、永遠の存在として昇華しています。
2.作品ごとに異なるチームメンバーが結集。
すべてが展覧会の“顔”レベルとなる、11の作品群
建築、音楽、舞台美術など各分野のプロフェッショナルらと共創。11作品それぞれが、個展であれば主作品となるレベルで制作されながら、展覧会として互いに連結したひとつの体験に仕上げています。
3.“巡回不可”、「地上200mからの東京」を借景にしたTOKYO NODEでしか見られないアート体験
各展示はTOKYO NODEの広大なギャラリースペースに合わせて制作されており、他施設で同じ作品体験はできません。さらに外光すらも作品の一部に取り入れることで、訪れるたびに異なる表情を楽しむことができる設計となっています。
<展示概要・作品紹介>
(展覧会ステートメント抜粋)
何気ない日常の景色であったとしても、少し見方を変えるだけで、全く異なる美しさや情感に出会うことができる。本展の核である映像全てに共通するのが、“夢のように見える美しい景色であっても、全て現実の映像である” こと、そしてそれらの大半は “人々の日常の延長線上にある、何気ない場所で撮影されている” こと。本展での体験が、鑑賞者の心に変化をもたらす機会になることを願っています。(EiM)
蜷川実花の代名詞とも言える鮮やかな極彩色のイメージは、全くの暗闇から始まる導入で一変します。
地上200mのTOKYO NODEから見下ろす東京の風景や光すらも作品表現に取り入れた、ここでしか見られない展示は14の体験に分かれています。
(以下、一部作品紹介)
《 Flashing Before Our Eyes 》
最高天高15mのドーム型天井全面を使った大型の映像体験。
動と静、生と死、緊張と緩和など対となる概念が走馬灯のように現れ、無意識に沈んでいく中で、意識を取り戻し、再び目覚めるまでがイメージされています。
《 Intersecting Future 蝶の舞う景色 》
映画監督の顔をもつ蜷川実花の真骨頂。上下左右、鑑賞者の視界一面を埋めつくす花々の様子は、まるで桃源郷のよう。
映画のセット技術を活用した、迫力のある空間体験型展示です。
《 胡蝶のめぐる季節 Seasons: Flight with Butterfly 》
蝶に誘われながら、四季の映像を巡る体験。投影される花々は、まるで作りもののような美しさでありながら、CGではない“実物”が切り取られています。
6層ものスクリーンを行き交う鑑賞者もまた、作品の一部となります。
<開催概要>
・会期: 2023年12月5日(火)〜2024年2月25日(日) ※年末年始等休館日あり
・開館時間: 月・水・木・日曜:10:00~20:00 / 火曜:10:00~17:00 / 金・土・祝前日:10:00~21:00
※最終入場は閉館時間の30分前まで ※祝日は10:00~20:00
・会場: TOKYO NODE GALLERY A/B/C(東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
・所要時間: 約60分
・主催: TOKYO NODE
・協賛: 株式会社ポーラ / TOKIOインカラミ / Roadstead / ガトーフェスタハラダ / nido
・協力: 小山登美夫ギャラリー / MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
・公式サイト: https://tokyonode.jp/sp/eim/
・チケット情報:https://www.tokyonode.jp/sp/eim/ticket/
<チケット情報>
● 障がい者手帳をお持ちの方もチケットの購入が必要です。未就学児のお子様、障がい者の介助者の方(1名まで)はチケットをお持ちの方と同時入場に限り、無料で同伴いただくことが可能です。
● 公式サイトチケットページからご希望のチケットを選択し、オンライン決済(クレジットカード)にてお支払いください。 ご購入後のキャンセル・日時変更はできません。
<アーティストプロフィール>
蜷川 実花(にながわ・みか)/ 写真家・映画監督
写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』を監督。最新写真集に『花、瞬く光』。クリエイティブチーム「EiM : Eternity in a Moment」の一員としても活動している。
蜷川 実花 コメント:
ここ数年、この展覧会のために何度も実験をして準備してきました。今までたくさんの展覧会をやってきましたが、過去最大級、これまでの展覧会とは全く違うものに。桃源郷のような世界を体感していただけると確信しています。今回はEiM としてのチームでのぞみます。このTOKYO NODEでしか、他の場所では決して実現できない展示なので、絶対に観にいらしてください。
宮田 裕章(みやた・ひろあき)/ データサイエンティスト・慶應義塾大学教授
データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。2022年より蜷川実花、Enzoらとともに結成したクリエイティブチームEiMのリーダーとしても活動している。
宮田 裕章 コメント:
私たちは、何気ない日常や瞬間の中で移ろいゆくものの中に、普遍的な美しさを見出す美意識に敬意を込めて、TOKYO NODEでの展覧会名を「Eternity in a Moment」としました。皆さんと体験を共につくる中で、本展が未来へつながる新しい場になることを願っています。
EiM(エイム): Eternity in a Moment / クリエイティブチーム
写真家・映画監督の蜷川実花、データサイエンティストの宮田裕章、セットデザイナーのEnzoらで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成する。
<本展アドバイザーからのコメント>
片岡 真実(かたおか・まみ)/ 森美術館館長
蜷川実花の花々はいつも強くて眩しすぎる。彼女をそれほどまでに突き動かすものは何なのか。その眩しすぎる艶やかな世界に至るまでに、どんな暗闇を通ってきたのか。彼女の作品が輝きを放つのは、誰もが直面する日々の葛藤もパンデミックも戦争も、すべて一旦受容して、それでもなお、「いま、ここ」を生きようとしているからなのか。激しく揺れ動くその感情の根底を、本展では見られるだろう。
■蜷川実花展×TOKYO NODE飲食店の期間限定コラボメニューが登場!
本展の会期中、45Fのレストラン「TOKYO NODE DINING」と8Fのカフェ・バー「TOKYO NODE CAFE」の2つの飲食店でコラボメニューが登場。蜷川実花展の世界観が味覚でも味わえる、ここでしか食べられない限定メニューの数々をぜひご賞味ください。
<TOKYO NODE DINING – 45F 限定メニュー>
高層階からのアーバンビューが魅力の「TOKYO NODE DINING」では、魅惑のスイーツやドリンクがお目見え。蜷川実花本人が現地パリで小林圭シェフと相談して作った、目にも美しいスイーツの数々をお召し上がりください。アジア人初のフレンチミシュラン3つ星を獲得した小林圭シェフとのコラボメニューは、45Fのみで提供します。
(提供時間)商品により異なる
※数量限定・事前予約不可。貸切日等、ご提供できない日・時間帯がございます。
▼フランボワーズのパルフェ〈 店内限定 〉2,500 円
フランボワーズのジュレ、フィアンティーヌ(フレーク)、ソルベなどが美しく折り重なった華やかなパルフェ。蜷川実花のモチーフでもある花をイメージした鮮やかなチョコレートがポイント。
▼マカロン〈 店内・テイクアウト限定 〉各 900 円
パッションフルーツ・カシス・フランボワーズの3種のマカロンは、満足感のある手のひら大 (6.5cm)の大ぶりサイズ。中にはガナッシュとそれぞれのフレーバーのパートドフリュイ(ジュレ)をしのばせています。
※テイクアウトは12/9~
▼コラボレーションシェフ 小林圭
1977年、長野県生まれ。03年より、アラン・デュカス氏のレストラン「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」で7年間働き、約5年間、スーシェフを務めた。11年、パリに「レストラン ケイ」をオープン、12年には、ミシュラン1つ星を獲得。20年、アジア人初のフレンチミシュラン3つ星獲得を達成。2024年春に、TOKYO NODEルーフトップフロアに自身が監修・プロデュースするガストロノミーグリルフランセーズ&バー「KEI Collection PARIS」をオープン予定。
<TOKYO NODE CAFE – 8F 限定メニュー>
TOKYO NODEのエントランスに店を構える「TOKYO NODE CAFE」では、蜷川実花展をイメージしたフードメニューに注目。オールデイで楽しめるので、展覧会前後のランチやディナーにもおすすめです。
(提供時間)11:00~23:00( L.O. 22:00 )※貸切日等、ご提供できない日・時間帯がございます。
▼ビーツの経産牛バーガー 1,800円
看板メニューのサステナブル牛肉バーガーが蜷川実花展仕様に。スーパーフードと言われるビーツを使ったピンク色のバンズやソースに、蝶のモチーフがあしらわれた、食べ応えのあるバーガー。
▼ムール貝のイカスミパスタ サラダブーケ 1,500円
キービジュアルの鮮やかさと静けさをイメージした一品。エディブルフラワーや花穂紫蘇を添えた彩り豊かなサラダブーケと、イカスミでコクを加えたパスタの二品が楽しめる一皿。
■蜷川実花展のオリジナルグッズを発売する「POP UPショップ」が登場!
蜷川実花展のご来場者のみが入場・購入できるオフィシャル POP UPショップが、TOKYO NODEに登場。「FETICO」、「M A S U」など気鋭のファッションブランドと蜷川実花がコラボレーションした数量限定のアパレルを本ショップで販売します。「TOMO KOIZUMI」が本展を記念してスペシャルなアートピースとして制作したドレ ス(非売品)もショップ内に記念展示されます。ほかにも、「ガトーフェスタ ハラダ」や「POLA」といったブランドとのコラボアイテムも展開します(一部先行販売品および通常販売アイテムを含む)。
ショップでは、蜷川実花がディレクションする「M / mika ninagawa(エム/ミカ ニナガワ)」とブランドのコラボアイテムなど 100 種以上のアイテムを販売予定です。
M / mika ninagawa × ガトーフェスタ ハラダ【TOKYO NODE先行販売】
「グーテ・デ・ロワ 蜷川実花フラワーパッケージ ミニ缶」
(2枚入り×6袋)1,080円
M / mika ninagawa × POLA
「デイリズムティー セレクトボックス リミテッドエディション」
(14包入り×2袋)3,996円
※画像はイメージです。 ※記載価格は税込みです。
※内容は予告なく変更・中止する場合があります。
最新情報はTOKYO NODEまたは本展の特設WEBサイトをご確認ください。
【TOKYO NODEとは】
2023年10月6日に開業した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の最上部に位置する「TOKYO NODE」。イベントホール、ギャラリー、レストラン、ルーフトップガーデンなどが複合する、約10,000 ㎡の新たな情報発信拠点です。 施設内には、ミシュランで星を獲得したシェフによるレストランや、イノべーティブなプレイヤーが集まり共同研究を行う「TOKYO NODE LAB」を併設。NODE=結節点という名のとおり、ビジネス、アート、テクノロジー、エンターテインメントなどあらゆる領域を超えて、新たなものを生み出し、世界に発信していく舞台となります。
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