ドイツのラグジュアリー・コスチュームジュエリー「グロッセ」が創業110周年を記念して日本発の展覧会を開催中です。往年の女優やデザイナー達に愛されてきたグロッセのアーカイブ作品160点が、本日6/29(木)〜7/4(火)銀座和光ホールにて展示されています。
年代別に展示されたジュエリーと女優達の写真は華やかなファッション史を紐解くようで、興味深いです。
こちら、1950年代のゾーン。ショーケースに飾られているフリンジは復刻版シリーズでもナンバー1の人気なんだとか。
こちらの復刻版も素敵ですね。復刻版シリーズは、展覧会期間中に先行販売で銀座和光にてお買い求め頂けます。
今回の展覧会で、特にご紹介したいのがクリスチャン・ディオールのパートナーとしてまとめられたショーケース。
このゾーンの展示は、モデルもジュエリーデザインも華やかでゴージャス。
そして、ファッション史の中で、私が個人的に一番興味深いのは60年代。オートクチュールからプレタポルテに時代が移行しキッチュなファッションが台頭して来る。そんな中で、グロッセは世界の急速な変化に迎合せず、巧みなメタルワークでコスチュームジュエリーでありながら宝飾品と同じスタンダードを目指し、独自のラインを守りながら、クリエーションを続けた事は実に興味深いです。
この他にも70’Sから最近のものまで、実に華やかな展覧会です。銀座に行かれる際には、華やかなジュエリーの歴史を見に皆さんも
立ち寄られてはいかがですか?
グロッセ110周年アーカイブジュエリー展
2017/6/29(木)〜7/4(火)
和光本館6F 和光ホール
10:30〜19:00(最終日は17:00迄)
東京都中央区銀座4-5-11
入場無料
撮影:上野千里
この記事へのコメントはありません。