1951 年のブランド創設以来、日本を代表する世界的ファッションブランドとして君臨し続けている 「HANAE MORI」は、【Re-Start】を記念するパーティーを開催しました。
日本におけるクチュールメゾンの第一人者として日本のファッションビジネスの未来を切り開いてきた 「HANAE MORI」の【Re-Start】を祝うパーティー会場では、2020 春夏シーズンよりデザイナーに就任した松重健太氏の紹介と共に、新デザイナー就任後初となるコレクションから代表作 8 LOOKをインスタレーション形式で披露しました。
松重健太氏は 2014 年にイエール国際モード&写真フェスティバルにてグランプリを受賞後、自身のコレクション「Kenta Matsushige」を 2015 年春夏に発表し、現在もパリを拠点に創作活動を続け、ミニマルでクリーンな美しさを特徴とした繊細なフォルムの構築を得意としています。今回のイベントで発表された 2020 春夏コレクションは「HANAE MORI」ブランドを象徴する蝶の生命力や躍動感を松重氏として咀嚼し、解釈した作品の発表となりました。
当日は森英恵氏の孫であり、現代アート作家として国内外で活躍の場を広げる森勉氏を迎え、蝶の画のライブペインティングが行われ、会場を沸かせました。
そして森勉氏のお母様である森パメラさん、そして妹の森泉さんも新作コレクションを纏い、サプライズで来場。
また、会場では「和の美」をテーマにした ケータリングが振舞われ、来場者の五感を刺激する演出が盛り込まれた一夜となりました。
デザイナー
松重 健太(まつしげ けんた)
山口県出身 1988年生まれ(31歳)
エスモード大阪在学中に、神戸ファッションコンテストにて大賞受賞。その後パリのLa Chambre Syndicale de Couture Parisienne(パリ・クチュール組合 通称サンディカ)校に留学。同校を卒業後、GIVENCHY,Christian Dior,Gianfranco Scotti,Anne Valérie Hashなど、名門ブランドで経験を積む。
2014年、南仏イエールにて開催された若手ファッションデザイナーの登竜門として知られるInternational Fashion and Photography Festival of Hyères(イエール国際モード&写真フェスティバル)にてグランプリ受賞。
2015年春夏より自身のコレクション、Kenta Matsushigeを発表、パリを拠点に創作活動を行っている。自身のデザインは、ミニマルでクリーンな美しさを特徴としながら、詩的で繊細なフォルムを構築的に表現することにも長けている作品となっている。「HANAE MORI」のコレクションは2020春夏シーズンを皮切りに、2020秋冬から本格的にスタートする。
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