スイスの高級腕時計ブランド「ウブロ」は、世界で活躍するトップアーティスト 村上隆氏とのコラボレーションウォッチのお披露目をする「Hublot & Takashi Murakami Launch:Live Broadcast」を「ウブロブティック銀座」にて開催しました。
会見にはウブロCEO リカルド・グアダルーペがスイスよりリモート参加し、会見の様子は全世界にLIVE配信されました。さらに、村上隆氏が登壇し、日本人アーティスト初となるコラボレーションウォッチのお披露目とトークセッションを行いました。
【トークセッション内容一部】
MC:村上さんが今回のコラボレーションモデルウォッチを身につけているのを初めて見て、どんなお気持ちですか? また、このようにお花が回転する時計というのは、今までに見たことがないのですが、技術的にも完成まで大変だったのではないでしょうか?
グアダルーペ:よく似合っています。ウブロの時計でもあり「村上ウォッチ」でもあり、二つの融合ですね。 いつもウブロではユニークなもの、初めてのものを作りたいと考えています。今回の商品は村上さんの花モチーフにインスパイアされた商品となりますので「生きたもの」にしたいと思いました。「ボールベアリングシステム」により花びらだけが回るようにしました。 真ん中の花自体はサファイアガラスに入れることで、立体的な表現が可能になりました。芸術作品になっていると思います。
MC:村上さんは今回なぜ、ウブロとコラボ―ションしようと思ったのでしょうか?
村上隆氏:一番の決め手は、実際にスイスにあるウブロの工場を訪問したことです。素晴らしいクオリティのマニュファクチュール、自動化・コンピューター化された機械、そして大勢の職人達を目の当たりにした時は夢が実現したかと思いましたね。ウブロの工場は想像を超えていました。人生の中でも素晴らしい経験となりました。
MC:ウブロは、なぜ村上さんとコラボレーションをしようと思ったのですか?
グアダルーペ:ウブロはもともと「HUBLOT LOVES ART」というフレーズもあるように、アートとのつながりを大切にしてきたブランドです。ブランドとして、村上隆さんというアイコニックで非常に才能のある芸術家とのコラボレーションは、とてもすばらしい体験になるだろうと思ったからです。
MC:今回のプロジェクトを進む上で大変なことはありましたか?
村上隆氏:大変なことはゼロで、何もかもに興奮しました。僕は仕事をする際パートナーに扱いづらく、気難しいと思われがちなんですが、今回のコラボレーションはスムーズでした。このようなことは初めてです!
【クラシック・フュージョンタカシムラカミオールブラック 商品詳細】
「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」は、時計と芸術作品、それぞれの境界を超えたタイムピース です。ウブロの代名詞とも言える最も刺激的な特徴のひとつである、「オールブラック」を受け継いでいます。 「オールブラック」スタイルの時計は2006年にウブロが考案しましたが、「オールブラック」は同じく村上氏の芸術的象徴のひとつでもあります。「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」は、ブリリアントカットのブラックダイヤモンドが花びらと顔の部分に配され(それぞれ 456個、 107個)、オールブラック感が一層際立っています。
「クラシック・フュージョン」コレクションの象徴的なデザインを施したケースに、自社開発・製造のキャリバー「UNICO (ウニコ)」を搭載しました。ムーブメントのパワー リザーブは約72時間です。 ウブロと日本人アーティストの初のコラボレーションである「クラシック・ フュージョン タカシムラカミ オールブラック」は、世界200本限定になります。
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