2021【トレンドウォッチ】は日刊スポーツ新聞との共同企画で、今気になるものや旬のものを紹介し、それらを体験してもらうため読者プレゼントを設けた特集記事です。読者プレゼントは、最後に詳細の記載があるのでぜひチェックしてくださいね。
今回の特集は、カンロ飴やピュレグミなどでおなじみのカンロ株式会社が4/27に限定販売する「柿渋ケアキャンディ缶」についてです。このキャンディの原料となる柿渋は2020年9月15日に、奈良県立医科大学が一般社団法人MBTコンソーシアムとともに研究成果を発表し、昨今注目を集めています。
そんな「柿渋」ですが、渋みが特徴のため食品化するにはなかなか難しそうな材料です。それをカンロの独自技術で、すっきり舐めやすいキャンディに仕上げました。そんな商品開発秘話などをカンロ株式会社ヒトツブ事業部部長の金澤氏と広報部長の林氏にお伺いしました。
「柿渋ケアキャンディ缶」は、奈良県立医科大学と一般社団法人MBTコンソーシアムとタッグを組んだカンロの新商品ですよね。共同開発に至った経緯を教えてください。
林氏:奈良県立医科大学が柿渋を使用した製品化共同開発企業公募をしているのがきっかけで、弊社も手をあげせていただきました。
共同開発に手をあげた理由を教えてください。
金澤氏:健康に関して不安が拭えない世の中で、日々のくらしの中から人々の健康に対し、会社として何か社会貢献をできないかということを考えていました。それが手をあげた大きな理由です。
社会貢献というマインドが社内で根付いているんですね。他にも社会貢献されている活動があれば教えてください。
林氏:災害が起きた時に、キャンデイで応援するということで商品の寄贈などをさせていただいています。また、今回のコロナ禍ですと直営店のヒトツブカンロで発売した缶にメッセージが書ける商品を寄贈させていただきました。
金澤氏:中高生の学生さんが部活での引退試合ができないなど悲しい思いをされていることを聞き、元気付けたいという想いから上記の商品を開発しました。弊社の社員から応援メッセージをつけて全国の5000名の学生さんたちに配り、喜んでいただきました。
日頃の社会貢献の中で今回は健康に留意した「柿渋ケアキャンディ缶」を開発されたんですね。柿渋を使った商品は、石鹸や自然塗料など、身の回りの製品が多いように感じますが、今回商品化をするにあたり大変だったことを教えてください。
金澤氏:本当に渋みのある素材なので、どうやってキャンディとして舐めやすく気軽に食べれるものに近づけられるのかという点が一番苦労したところです。
試作品はどのくらい作られましたか?
金澤氏:かなり作りましたね。30〜40は作ったと思います。試作品として上がってきたものを食べて、皆すごく渋くてびっくりしました。最初はあまりにも食べにくかったので、食べやすくするためにミルクと合わせたり、チョコレートで味をマスキングをしたりと研究所はすごく苦労していました。
紆余曲折があって現在の味になったのですね。爽やかな味とうたっておられますが、最初から今の味を狙ったわけではなく、何と合うかを試行錯誤された結果、今の味になったということですね。
金澤氏:そうですね。渋みには渋みが合うのではないかということで、抹茶との組み合わせを作ったこともありました。余計に苦く食べづらくなってしまったのを記憶しています。今回の柿渋という素材を扱うのが初めてでしたのでとにかくいろんな組み合わせを試していました。
開発するにあたり、研究所やお二人はもちろん他のセクションの方も試食に参加されましたか?
金澤氏:私はヒトツブカンロの直営店のセクションですが、コンビニエンスなどを担当する開発セクションにも試食に参加してもらいました。この柿渋は、今までにないタイプの味でしたので出社のタイミングでたくさんのスタッフに試食してもらいヒアリングをしていました。
4/27日から、数量限定販売とのことですがその後の展開予定を教えてください。
金澤氏:今回の缶パッケージは直営店とオンラインのみで数量限定販売となりますが、反響を見ながら袋パッケージに変えたものを一般の流通商品に予定しています。今回の商品は直営店での展開なのでお客様の声を一般の流通商品にも活かせたらと考えています。コロナ禍なので試食は難しいですがどういうところに興味を持っていただいたかなどを店頭スタッフからお客様にお伺いしていければと思っています。
パッケージについてのこだわりポイントはありますか?
金澤氏:柿渋の機能を可視化するようなデザインを意識しました。このオレンジから緑のグラデーションは四角い柿を上から見た形をイメージしています。ヒトツブカンロのショップではカラフルでポップなパッケージのものが多い中で、異色のパッケージデザインとなります。今までにない見え方で、お客様に興味を持っていただけたらと思っています。
発売前のキャンディをいただいたので、一つ舐めてみました。私の個人的な感想は、舐めるとコーラ味に似ている感覚がしました。インタビューでは渋いということを伺っていましたが、渋みを感じることがなく、確かに舐めやすい感じになっていました。後味の抜ける感じは漢方薬っぽいですが、なめてる味に関しては結構、コーラ味を感じます。皆さんには、どのような味に感じるでしょうか?
何かと健康に対しての不安がつきまとう昨今ですが、手軽に健康ケアが出来るのは今の時代にすごくマッチしているように感じます。気になった方は、ぜひ体験してみてください。このページの一番下に、プレゼント情報の掲載があるのでそちらもチェックしてくださいね。
■商品概要
商品名 : 柿渋ケアキャンディ缶
参考価格 : 700円(税込)
内容量 : 54g(約15粒入り)
発売日 : 2021年4月27日
販売場所 : ヒトツブカンロ 直営店舗 ならびに 公式オンラインショップ
■ヒトツブカンロ ショップ情報(緊急事態宣言により営業時間が変る場合があります。詳細は各店舗にお問い合わせください。)
東京エリア
<ヒトツブカンロ グランスタ 東京 店>
〒100-0005 東京都千代田区丸の内 1-9-1 JR 東京駅構内 B1F グランスタ内
TEL:03-5220-5288
<ヒトツブカンロ 新宿 ミロード店(ポップアップストア)>
期間限定:~2021年6月30日
〒160-0023 新宿区西新宿 1-1-3 新宿ミロードモザイク通り
TEL:03-3349-5715
大阪エリア
<ヒトツブカンロ 大阪 LUCUA 1100 店>
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田 3-1-3 LUCUA 1100 2F
TEL:06-6151-1528
【読者プレゼント】
抽選で10名様に今回特集した「柿渋ケアキャンディ缶」が当たります!
応募締め切り:5/10
応募方法:ハガキに住所・氏名・年齢・性別・電話番号・記事の感想を明記し下記住所に送ってください。
〒104-8055 日刊スポーツ新聞社「柿渋ケアキャンディ係」まで
2021/5/10消印有効
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