ザ・フライング・ストーンズ株式会社は「お店に関わるすべての人・モノ・コトとの出会いを楽しんでいただく」をコンセプトに、東京・赤坂の『乃木坂しん』を運営、ミシュランの星に輝くだけではなく、国内外のグルメを愛する多くのゲストから好評を博してきました。
『乃木坂しん』は 7 年の時を経て、本年 9 月にリニューアルオープン。同時に、監修する『鰻の刻(うのとき)』が 9 月 20 日(水)にオープンすることから、海水で育てたこだわりの天草藍うなぎを使用した鰻会食を一日限定 10 食で提供開始します。※ランチタイムのみ
【乃木坂しん リニューアルについて】
乃木坂しんの特長は、繊細な味わいの会食料理とワインや日本酒とのペアリングのレベルの高さ。店主である石田氏の紡ぎだす一皿と、ソムリエとして業界内で高い評価を得てきた飛田氏とのコンビだからこそなしうる唯一無二の美食体験を提供し続けてきました。
7 年の時を経てのリニューアルコンセプトは、「出会い」。会食料理のある風景の中に、ワインボトルがあっても違和感のないような、自然な融合を体現した現代における数奇屋造りを目指し、乃木坂しんを通じて、食材はもちろんのこと、そこにまつわる人・モノ・コトなど様々な出会いの媒体となるような場所になるようにと考えています。デザインはパリの人気建築設計事務所「Atelier ÈS(アトリエ エス)」が、内装は高い評価を得る「板井工務店」が、左官を担当した職人は、左官界のカリスマ・久住章氏を父にもち、国宝級の修復工事を手掛けた京都の「久住左官京都」の久住誠氏が担当。 乃木坂しんで提供する会食料理とワインのペアリングだけでなく、店舗そのものも、まさに、日本とフランスとのフュージョンを見事に表現しています。
【こだわりのデザイン】
見る人が見ればわかる、細部までこだわったデザインは、店内の随所にちりばめられています。
カウンターと土壁の境目の見切りには「銀杏面」を、建具や家具の角や額縁にはひょうたん面を用い、内装そのものも豊かな表情を見せています。
さらに、店主の石田氏が目の前で腕を振るう新しいカウンターの一枚板の天板は三重県の伊勢の森本から搬出された樹齢 300 年以上の天然の伊勢檜(いせひのき)の板。日本料理店では、節(木の渦)なしの一枚板の価値が高いとされているなか、節は、木が枝を生やしていた跡で、その木が生きていくために日に向かっていった証でもあり、そこに生命力を感じることから、思いを込めて使用しています。
【鰻の刻(うのとき)】
この度、9 月 20 日(水)にグランドオープンする、「乃木坂しん」が監修した「鰻の刻」。通常、淡水で育てられる鰻を海水で育てる珍しい天草藍うなぎをふんだんに使用した鰻会席で、〆の食事はもちろんのこと、鰻を様々なお料理に仕立て、コース仕立てで提供されます。(9,680 円 ※税サ込)
※メニュー一例:「平貝 アスパラ、ジュレ 山菜の摺り流し」「うまき うざく ちまき」「鰻のお椀」「金目鯛とアオリイカのお刺身」「南瓜、たこ、ゴボウの炊き合わせ」「うな重」「酢橘と和三盆のジュースにわらび餅と宮崎マンゴー」※お食事は鰻重もしくは蒲焼きと白ご飯からチョイス可能
■店舗概要
・店舗名:乃木坂しん
・住所:東京都港区赤坂 8-11-19 エクレール乃木坂 1F
・営業時間:17:30~23:00(最終入店 21:00)
・定休日:毎週日曜 その他不定休あり
・料金:おまかせ 25,000 円~(ミネラルウォーター込/税・サービス料 10%別)
ワインペアリング 12,000 円~
・座席:18 席
・予約:03-6271-0086 もしくは WEB(https://www.nogi-s.com/)
・公式 HP: https://www.nogi-s.com/
・備考:季節や仕入れ状況により追加料金(5,000 円~10,000 円)をいただく場合がございます。
予算がお決まりの場合は事前にご相談ください。
・店舗名:鰻の刻
・住所:東京都港区赤坂 8-11-19 エクレール乃木坂 1F
・営業時間:11:30~14:00(最終入店 13:30)
・限定数:10 食
・料金:9,680 円(税サ込)
・予約:03-6271-0086
・公式 HP:https://www.instagram.com/uno_toki/
【乃木坂しんについて】
乃木坂しんは、出身地である徳島県の料亭で料理修業をスタートし、銀座やパリの星付き日本料理店で経験を積んだ料理人の石田伸二とフランス料理や日本料理の数々の名店で経験を積んできたソムリエの飛田泰秀が出会い、2016 年に開業。石田の故郷である徳島県を中心に厳選した食材を使用し、丁寧な仕事をほどこすとともに、思いがけない食材の組み合わせで食べ手を驚かせる石田の料理に、ヨーロッパだけでなく世界各国のワインや日本酒を飛田が合わせる――。当時まだ珍しかった日本料理のおまかせコースにワインをペアリングさせるスタイルは、すぐさま食通や飲食業界で注目を集め、開業わずか半年で世界的グルメガイド「ミシュランガイド東京」で一つ星を獲得。翌年 12 月に発表された「ゴ・エ・ミヨ 2018 年版」でも3トックの高評価で掲載され、2022 年版では飛田が年間ベストソムリエに選出されました。2023 年 6 月半ばに改装に入り、約3カ月間の休業期間を経て同年9月8日にリニューアルオープンしました。また半年に 1 回、『器の会』を開催。一人の作家にフォーカスして、コースの器を全て乃木坂しんのためだけに生み出してもらい、訪れる方に楽しんでいただく機会を創出しています。次回は、長崎県佐世保市の陶房 心和庵の中里博彦氏、博恒氏の両名の器を 10 月 6 日(金)~9 日(月・祝)でお出しします。期間中はギャラリーでも触れていただくことができるため、自由入場可。
この記事へのコメントはありません。