リーデルは革新的なワインタンブラー<ジ・オー・ワインタンブラー>発売20周年を記念して、2年ぶりの来日となるリーデル家11代目当主マキシミリアン・リーデル氏によるグラス・テイスティング・セミナーを開催しました。
セミナーの前後にはカジュアルなワイングラス体験の提案として、八芳園料亭 壺中庵の庭園にてキャンプシーンをイメージしたプレゼンテーションも行われました。
スパークリングワイン、日本酒スパークリング、料亭 壺中庵が創り上げるフードを楽しみながらくジ・オー・ワインタンブラー>の魅力を感じることができました。
マキシミリアン・リーデルについて
2013年、リーデル・クリスタル(オーストリア本社)の社長に就任。
2004 年に発売されたステム(脚)のないワインタンブラー<ジ・オー・ワインタンブラー>の生みの親としても知られる。その画期的なステムレスグラスは、ニューヨーク近代美術館(MOMA)、サンフランシスコ近代美術館(SF MOMA)コーニングガラス美術館で高い評価を得る。現在会社経営を担う傍ら、リーデルのグラスやデカンタのデザイナーとしても活躍している。
グラス・テイスティング・セミナーでは、家族の伝統を引き継ぎながらも革新的な発想を取り入れた11代目当主のマキシミリアン・リーデル氏から直接、ワイングラスのデザインやその哲学について話を聞けるという贅沢なひとときでした。
特に驚いたのは、ブドウ品種ごとにデザインされたワイングラスの違いが、ワインの味わいにどれほど影響を与えるかという実演。
同じワインを3種類の異なるグラスで試飲しましたが、香りや口当たり、余韻がまるで別物のように変化するのを体感。まるでワインがそのグラスの中で別の表情を見せているかのようでした。
ワイン好きの方はもちろん、普段ワイングラスにあまりこだわりがない方にもぜひ体験していただきたいです。グラスひとつでこれほどまでに味わいが変わるという驚きは、新たな発見につながるはずです。リーデルのワイングラスは、ワインの魅力をより深く引き出すためのツールであることを実感した一日でした。
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