恵比寿駅から鎗ヶ崎にかけての代官山よりにあるカフェ、寺カフェ。ネーミングに引かれて入ってみると、なかなかに興味深いコンセプトカフェ。と思いきや、本物のお坊さんが、カフェにスタッフとしていらっしゃるので、ビックリ!なぜカフェにお坊さんと思い、突撃取材をしてみました♪
この寺カフェ代官山は、川崎市多摩区に有る浄土真宗本願寺派信行寺が運営するカフェ。(こちら、信行事のお寺のお写真。)
この日、お相手して下さったのは三浦僧侶。そもそも、なぜお寺が、カフェなんてやっているの??という疑問がすぐに頭に浮かびましたが、答えはこのカフェのコンセプトに有りました。
コンセプトは、「現代の人の悩みに寄り添う駆け込み寺。」仏教とのふれあいを垣根無く、敷居無く、気軽に自然に体験して欲しいという想いから、寺カフェに行けば僧侶に会えるという形に行き着いたのだとか。一昔前は、人々がお寺まで出向いていたのが、忙しい現代人に向けて、お寺が街に繰り出してきた。それがカフェというスタイルになって。カフェの始まりは2012年2月に、丸ビルの1Fに1週間の寺カフェPOP-UPを出店したこと。丸ビルという立地も有るとは思いますが、来場者はなんと、1万7千人とか!!凄い数字ですよね。大変な反響ぶりです。その後も代官山蔦屋でもPOP-UPを展開。2013年8月から今の場所にカフェを構え、試行錯誤しながら2015年2月から僧侶が常駐するスタイルになった様です。
この寺カフェでは写経や腕輪念珠作りが体験出来る。また、お坊さんと語らう毎月第4金曜日に開催される「坊主BAR」も大変人気だとか。
お食事でお勧めなのが、限定10食の「やすらぎ御前」(1200円)。精進料理をイタリアン風にアレンジした物で、おいしく頂けます。
続いては、寺カフェ名物!「南無南無カレー」(900円)具材には動物性タンパク質は一切使わず、野菜と植物性タンパク質のみの身体にもヘルシーな一品です。
女子にお勧めなのはグルテンフリーの「寺カフェ野菜米粉パンケーキ」(1600円)。成人の1日に必要な野菜300gが摂取出来、野菜の種類も10種と、スイーツでは無くサラダ感覚でいただけちゃうパンケーキです。
このカフェにお坊さんがいる時間帯は月、火、木、土、日が11時〜18時。水曜日と金曜日は13時〜21時。
和楽器が趣味なお坊さん、俳句が好きなお坊さん、登山が好きなお坊さん、ダーツが好きなお坊さん、英語がペラペラのお坊さん、病院でカウンセラーしているお坊さん、ゴルフを10年ぶりにやり直し中のお坊さん。個性豊かなお坊さん達が、日替わりで、皆さんをお待ちしています。気になる方は、フラッと立ち寄っては如何ですか?
寺カフェ代官山
tera-cafe.com
03-6455-3276
営業中: 11時00分~22時00分
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