東急リゾーツ&ステイ株式会社が新宿三丁目で運営する「東急ステイ新宿」は、2026 年 9 月 29 日(火)にリニューアルオープンします。デザインコンセプト「SANKADO SQUARE」を掲げ、多様な文化が交錯する新宿三丁目の魅力を施設全体に取り込み、地域に開かれた「広場」のような滞在拠点を目指し、客室は少人数からファミリーやグループでの旅にも最適なタイプまでを取り揃えます。


■多様化するニーズに応える「SANKADO SQUARE」
昨今の訪日ゲストの増加や、グループ・ファミリー層の旅行需要の高まりを受け、東急ステイ新宿は多様な旅のスタイルに応えるべく全館を改修しました。今回のリニューアルでは、客室数を 179 室から 120 室へ変更することで、平均客室面積を従来比約 1.5 倍の 25 ㎡へと大幅に拡大。最大 4 名まで宿泊可能な客室を新設するなど、カップルからご家族、グループまで、あらゆる旅のニーズを叶える空間へと生まれ変わります。
リニューアルのクリエイティブディレクションおよび空間デザインは、株式会社乃村工藝社が担当。デザインディレクターの齋藤 潤一氏、デザイナーの藤中 康平氏を中心に、空間づくりから細部のデザインにいたるまで、一貫したコンセプトのもと館内全体を刷新しました。
コンセプトに掲げた「SANKADO SQUARE」は、古くから多様な歴史・文化が重なり合う新宿三丁目の魅力を体現したものです。地域に開かれ、多様な人々が自然と集い、新たなカルチャーを生み出す“広場”としてのホテルを追及し、これまでにない滞在体験を提供していきます。
■館内サインデザイン:コンセプト「逸脱と整然のゆらぎ」
今回のリニューアルでは、空間デザインのみならず、受付(レセプション)や各フロアの案内表示(サイン)に至るまで、館内のあらゆる視覚情報にこだわりを尽くしました。デザインを担当したのは、文字表現からグラフィックまで幅広く手掛けるデザインスタジオ「Tyle」の野村 一声氏です。
掲げたコンセプトは「逸脱と整然のゆらぎ」。ひとつの様式に固執せず、多種多様な書体を組み合わせることで、一見するとカオス(混沌)のように見える自由な表現の中に、調和のとれた秩序を編み出しました。それはまるでジャズの即興演奏のように、異なる個性がその場で響き合い、混沌の中から偶然の調和が生まれるような、深みのある空間演出を目指しています。
■植栽・外観(エクステリア)
東急ステイ新宿のファサード(外観)は、かつて映画文化が華やいだ新宿の歴史に敬意を表し、往年の映画館や劇場の入口を彷彿とさせるデザインを採用しました。昭和の面影を今に伝える“新宿のレトロな映画文化”へのリスペクトが、その佇まいに刻まれています。
エントランスおよび館内の植栽は、コンセプト「SANKADO SQUARE」を象徴する空間です。幹に美しい斑(ふ)が入った金明孟宗竹(キンメイモウソウチク)をメインに、ウチワサボテンやアガベといった多肉サボテン植物を大胆にミックス。異なる植物たちが調和する唯一無二の景観は、多様な文化が即興的に重なり合う新宿三丁目の街そのものを表現しています。
植栽を手掛けたのは、造園家・天野 慶氏(YardWorks Inc.)です。「THE ART OF LIFE(暮らしのアート)」を掲げ、伝統の粋と現代の感性を共生させる天野氏ならではの審美眼が、館内の随所に息づいています。
■東急ステイ新宿ならではの体験企画
東急ステイ新宿は、単なる宿泊施設にとどまらず、ゲストと新宿の街をつなぐ拠点として、新宿ならではの体験プログラムを展開します。
①ワッペンワークショップ「PATCH & PLAY」

1 階ロビーに、新宿に息づく文化や街の記憶をモチーフにしたオリジナルワッペンを選び、服やバッグなどに取り付けてお楽しみいただけるワークショップブースを常設します。新宿という街の歴史や文化を感じながら、自分だけのアイテムとして旅の思い出を形に残せる体験プログラムです。
コラボレーションの第一弾として、1961 年の創設以来「新宿で音楽を語るならDUG」と称され、数多くの文化人に愛されてきたジャズ喫茶&バー「DUG」が登場します。その象徴的なロゴをモチーフにした「新宿限定ワッペン」を制作・販売します。今後も近隣の名店と連携し、新宿の物語を織り込んだ限定ワッペンシリーズを順次展開していきます。
② MagicalTrip株式会社による新宿ローカルフォトツアー

東急ステイ新宿は、ローカルツアー会社「MagicalTrip」と連携し、新宿のディープな街歩き体験を提供します。今回の「Shinjuku After Dark Photography Tour(仮)」はホテルへのお迎えからスタートし、歌舞伎町やゆかりの神社など新宿を象徴するフォトジェニックなスポットをローカルガイドと共に巡りながら、ゲストと新宿の街を収めた写真を撮影するプライベートツアーです。家族旅行やカップル旅行などで、同行者全員が揃った写真を残す機会が限られることに着目し、プロのフォトグラファーを含むローカルガイドが撮影を行います。
ガイドブックには載らない新宿の魅力を、本物のローカルと共に体験できるプログラムをぜひご活用ください。さらに不定期で開催される限定プレミアムツアーも企画中です。
③ 新宿の音楽文化をチョコレートでおいしく体現「レコードチョコレート」

リニューアルオープンを記念し、東急ステイ メルキュール 広島開業時に出合いパートナーとなった広島の名店「rit. craft chocolate and coffee」と共同で、7 インチレコードをモチーフにしたオリジナルチョコレートの制作を企画しており、今後館内にて販売予定です。
館内のラウンジや客室にも置かれているレコードは、東急ステイ新宿のシンボルのひとつ。パッケージは、ホテル2階共用部の空間をモチーフにしたオリジナルデザインです。

今回、「東急ステイ新宿」のリニューアルオープンに先駆けて開催された試泊会に参加し、リニューアルした館内や客室をひと足お先に体験してきました。




まず印象的だったのが、“音楽”をコンセプトに取り入れた空間。音楽を軸としたホテルづくりに加え、かつて新宿三丁目にあったジャズ喫茶の雰囲気も継承しています。落ち着いたインテリアは、どこか懐かしさを感じさせながらもスタイリッシュ。新宿の街が育んできたカルチャーをホテルの空間に落とし込んだ、居心地の良い雰囲気が広がっています。


ロビーではワッペンワークショップ「PATCH & PLAY」で好きなワッペンを選んで組み合わせ、自分だけのオリジナルアイテムをつくることができます。ホテルに到着して、ただチェックインするだけではなく、ちょっとしたものづくりを楽しめるのも面白いところ。音楽だけでなく、さまざまなカルチャーや遊び心を取り入れたホテルになっています。
今回泊まったのは「デラックスツイン」。ウッド調のインテリアでまとめられた客室は、落ち着きがありながらもおしゃれな雰囲気です。



そして、客室に入って驚いたのがレコードプレーヤー。2階の「MUSIC & alcohol」から好きなレコードを選んで客室へ持ち込み、自分の部屋で音楽を楽しむことができます。客室でレコードを聴けるだけでも珍しいですが、自分で好きな一枚を選んで持ち込めるというのが面白いところ。

新宿の街で遊んだあと、部屋に戻って好きな音楽を流しながら過ごす。そんな時間が、ホテルステイをより自分らしいものにしてくれます。
さらに、客室には洗濯乾燥機や電子レンジ、ミニキッチンなども完備。短期の宿泊はもちろん、連泊や長期滞在にも対応しており、ホテルでありながら自宅のようにリラックスして過ごせるのも嬉しいポイントです。


最上階の14階に1室のみ用意されたコンセプトルーム「3chome Collective TWIN」は、新宿三丁目のカルチャーを色濃く反映したデザインが印象的な特別な客室。



通常の客室とはまた違った個性的な空間で、「新宿三丁目らしさ」をより強く感じられる一室。14階に1室だけという特別感もあり、この部屋を目的に宿泊してみるのも面白そうです。

2階には「MUSIC & alcohol」という、音楽を楽しめるスペースがあり、さまざまなレコードが用意されています。気になる一枚を選んで客室へ持ち込み、自分で選んだレコードを客室のプレーヤーでゆっくりと楽しめるのも魅力。レコードを選ぶところからホテルステイが始まるという体験が、なんとも新鮮です。


同じく2階には「Re:cord Lounge」も。こちらではお酒を楽しむことができ、20時までは一部のドリンクがフリーフローなのが嬉しいポイント。




音楽を感じる空間でお酒を片手にゆっくり過ごしたり、部屋へ戻ってレコードを聴いたり。ホテルの中でも、その日の気分に合わせた過ごし方ができます。


そして、宿泊の楽しみといえば朝食。今回特に印象に残ったのが、その場で調理してくれるクロックムッシュ。焼きたてならではの香ばしさと、とろりとした味わいが絶品!朝からちょっと贅沢な気分にさせてくれる、今回の宿泊で特にお気に入りの一品でした。




そして何より便利なのが、その立地。新宿三丁目駅からすぐというアクセスの良さに加え、ホテルの目の前にはコンビニがあり、周辺には飲食店も多数。新宿の街へ気軽に繰り出せる一方、ホテルに戻れば音楽を聴きながらゆっくり過ごせる。街を楽しむ時間と、ホテルで過ごす時間のどちらも充実させられるロケーションです。
今回のリニューアルで掲げられた「SANKADO SQUARE」のもと、街とホテル、人とカルチャーが自然につながる空間へと生まれ変わった「東急ステイ新宿」。音楽を楽しめる客室、長期滞在にも対応する充実した設備、ワッペンワークショップや1室限定のコンセプトルーム、そしてお酒を楽しめるラウンジ。新宿三丁目のカルチャーを感じながら、自分らしい時間を過ごせる新しい「東急ステイ新宿」でした。
■「東急ステイ新宿」概要
【リニューアル開業日】2026年 9 月 29 日(火)
【所在地】東京都新宿区新宿 3 – 7 – 1
【電話番号】03-3353-0109
【URL】https://www.mercure-tokyustay-hiroshima.com/
【敷地面積】827.99㎡
【延床面積】4,849.66㎡
【建物規模】地上14階
【客室数】120室(全5タイプ)
【クリエイティブディレクション】株式会社乃村工藝社
【空間デザイン・監修】株式会社乃村工藝社
【実施設計】株式会社東急Re・デザイン
【施 工】株式会社東急Re・デザイン
【館内施設】宿泊者専用ラウンジ「Re:cord Lounge」、フィットネスジム
【アクセス】JR線「新宿」駅 東口より徒歩8分 都営新宿線・東京メトロ「新宿三丁目駅」C3出口より徒歩1分
















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