TOKYO FASHION AWARD 2025を受賞したKANEMASA PHIL.がブランドとして初となるランウェイを開催しました。

同ブランドは1964年創業のカネマサ莫大小株式会社が手掛けるオリジナルブランド。すべてに自社製のジャージ生地を使用しており、その上質な素材使いは人が着て歩くランウェイでより際立ちます。

今季はダンディズムに大きな影響を与えたブリティッシュ・トラディショナルに着目。現代のライフスタイルに馴染むように、リラックス感のある素材や優しいカラーパレットでブリティッシュ・トラディショナルをソフトに表現しました。

ハイゲージのウールヘリンボーンやカシミヤの高密度タイプライターのセットアップなど、技術が光るアイテムが目白押し。共布を使ったスタイリングが素材感の良さをより強調しています。

クリエイティブ・ディレクター 馬場 賢吾氏は囲み取材で今後について問われると、「世界に知ってもらうために海外進出には力を入れたい。テキスタイルの可能性をさらに追求し、ランウェイも表現の可能性の一つとして続けていけたら」と語りました。
















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