リー・ジャパンからLee ARCHIVES〈WWⅡ大戦モデル〉が発売されました。
■ARCHIVESとは
Lee「アーカイブス」は、伝説的なプロダクトたちを現代に蘇らせるプロジェクトです。アメリカ・カンザス州で雑貨の卸売業を営んでいた創業者、ヘンリー・デヴィッド・リーが1911年に自社工場でワークウェア事業を始めて以来、100年以上もの歴史の中で輩出したマスターピースの多くは現在、ヴィンテージウェアとしてコレクションと研究の対象であり、貴重な歴史的遺産となっています。「アーカイブス」はそれらコレクションを忠実に復刻し、オリジナルと遜色無い折り紙つきのクオリティで再現しています。
■“大戦モデル”とは
1942年第2次世界大戦当時、アメリカのW.P.B(戦時製品監督局)は、物資統制により衣料品に用いる素材や金属などの部材簡素化を国内企業に命じました。ジーンズもさまざまな仕様の“簡略化”が義務づけられ、軍衣料に採用されたものを汎用品として月桂樹が刻印されたボタンや無地のドーナツ型ボタンといった廉価な既製パーツ、通常よりボタンの数が少ないボタンフライフロント、バックポケットのステッチの省略など、この時期だけに見られる特異なディテールが大戦モデルの大きな特徴であり、一目置かれる所以となっています。
アイテム詳細
■WWⅡ 101J COWBOY JACKET
1930年代に誕生した“COWBOY JACKET”は第2次世界大戦禍、物資統制によりさまざまなディテールの変更を余儀なくされました。
ボタンはCOWBOY刻印から汎用月桂樹ボタンに変更し、ワークウェアを誇示するトリプルステッチはダブルステッチに。
胸ポケットのフラップは縫製工程を軽減するため、丸みのある形状に、そしてバックルバックを廃止し、リベットとプリーツのみに省略。
Leeと言えば左綾ですが、こちらは1944年まで採用された右綾仕様となっています。
LM6012-89
¥30,000+TAX
■WWⅡ 101 COWBOY PANTS
当時の物資統制に伴い、軍用にジッパーが大量に必要となり、ジッパータイプの101-Zが生産休止、ボタンフライのみとなりました。
トップボタンに汎用月桂樹ボタン、フライボタンは無刻印に。
そしてコインポケットのリベット、バックポケットのステッチ及び補強布が省略されました。
本来、前ポケット・股部に使用されていた銅や真鍮のリベットに代わり、鉄製無着色のLee刻印が入った通称“UFOリベット”に変更しています。
LM6201-89
¥20,000+TAX
■Lee展開店舗
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■アイテムのお問い合わせ先
Leeウェブサイト:https://lee-japan.jp/
お問い合わせ口 0120-026-101
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