【プラダ】「PRADA MODE 大阪」と犬島プロジェクトを開催

プラダは202564日から7日にかけて、大阪にて12回目となる「PRADA MODE」を、妹島和世とのコラボレーションによる「犬島プロジェクト」とともに開催しました。この2つのイベントは、妹島和世建築設計事務所を主宰し、そしてSANAAの共同創設者である妹島の犬島に対するビジョンを示すと同時に、妹島がプラダとともに開催する2回目の「PRADA MODE」でもあります。「PRADA MODE」はプラダの現代文化をテーマにしたイベントシリーズであり、今回は妹島による犬島での変革的プロジェクトを紹介する展示が大阪で行われました。一方で「犬島プロジェクト」は、数日間にわたる関連イベントの先行公開という形で、犬島にて開催されました。

PRADA MODE 大阪の会場となったうめきた公園には、プラダ アンバサダーのチョン・ソミ、チェン・ハオユーを始め、アイナ・ジ・エンド、大倉忠義(SUPER EIGHT)、窪塚洋介、仲里依紗、生見愛瑠、のん、橋本愛、村上信五(SUPER EIGHT)、森山未來、山本美月、吉岡里帆(敬称略・五十音順)ら各界のセレブリティが来場しました。

犬島プロジェクト

PRADA MODE 大阪」に先駆けて、瀬戸内海に位置する犬島では、島内でのプライベートプレビューが開催されました。この機会に、プラダと妹島は「犬島ライフギャラリー」に新たに設置された恒久的パビリオンを発表しました。このパビリオンは妹島の設計によるもので、プラダから島へ寄贈されました。また、イベントでは犬島の歴史、妹島が過去17年間にわたって手がけたプロジェクト、そして島の未来に対する彼女のビジョンも紹介されました。

歴史的に、犬島は採石場と銅の精錬で知られており、20世紀初頭には5,000人の住民がいたとされます。しかしその後、産業の衰退とともに精錬所は約100年間放置されることとなりました。2008年には島の人口は約40人、平均年齢は70歳にまで減少していました。同年、ベネッセアートサイト直島を運営する福武財団は、妹島を招き、犬島の建築環境を再構築し、「直島プロジェクト」の一環として島全体を再考するよう依頼しました。段階的な取り組みとして、妹島は古民家の改修、ギャラリースペースの建設、ワークショップやコミュニティガーデンの設立、そして来訪者向けの宿泊施設などを展開し、島を深く体験できる環境を整備しました。犬島「家プロジェクト」は、2010年に「F邸」の開館とともにスタートしました。

PRADA MODE 大阪」

67日、「PRADA MODE 大阪」は、妹島和世を称えるプライベートディナーと多彩なアクティビティで幕を開けました。

オープニング当日には以下の二つのトークイベントが開催されました:

・「まちは人がつくる」
建築家、安藤忠雄の講演。安藤は自身が取り組んできた日本国内外の建築・都市開発プロジェクトを紹介し、自身が生まれ育った大阪についても語りました。
・「成都の街、東京の街」
建築家の劉家琨と西沢立衛による対談。異なる都市スケールと文化背景を持つ中国の成都と日本の東京における、それぞれの都市設計アプローチやプロジェクトについて議論しました。

さらに以下のプログラムが展開されました:

・伝統工芸作家、木俣朋子がキュレーションを担当したつまみ細工(折り布によるクラフト)のワークショップでは、プラダの生地を用いてブローチや装飾品を制作する体験が行われました。
・Craig Richardsのキュレーションによる、Nik BartschReggie WattsC.A.R らのライブ音楽パフォーマンス
・建築アーティストで映像作家のBêka & Lemoineによる映像上映
・作曲家、アーティストの渋谷慶一郎によるサウンドインスタレーション「Abstract Music
・渋谷慶一郎と先端技術チームが開発した新型アンドロイド「ANDROID MARIA」(制作:ATAK)の発表
・Yuta Suzukiと青木孝允によるDJセット

PRADA MODE 大阪」は、202568日から15日まで一般公開されます。

妹島和世について

茨城県生まれ。1981年に日本女子大学修了。1987年に東京で事務所を開設し、1995年に西沢立衛とともにSANAAを設立。個人で手掛けた作品には、『梅林の家』、『犬島「家プロジェクト」』、『日本女子大学目白キャンパス』などがあります。SANAAが手がけた主な作品は、『金沢21世紀美術館』、『ROLEX ラーニング センター』、『ルーヴル・ランス』、『グレイス・ファームズ』、『ボッコーニ大学新キャンパス』、『サマリテーヌ』、『ニューサウスウェールズ州立美術館拡張– ナーラ・バドゥ・ビルディング』、『Edward and Joyce Linde Music BuildingW18)』などがあります。 2010年には、第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展のディレクターに就任。日本建築学会賞、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞、ロルフ・ショック賞(ビジュアル・アーツ部門)、プリツカー賞、芸術文化勲章、銀の定規賞、紫綬褒章、トーマス・ジェファーソン・メダル、高松宮殿下記念世界文化賞、王立英国建築家協会から2025年ロイヤル・ゴールド・メダルなど、数多く受章。現在、ミラノ工科大学教授、日本女子大学および大阪芸術大学の客員教授、横浜国立大学名誉教授、東京都庭園美術館館長。 2019年春夏コレクションの「Prada Invites」プロジェクトではプラダのバッグデザイナーを務め、2023年にプラダ財団で開催された展示会「Paraventi17世紀から21世紀の屏風」のデザイナー、そして2023年の「PRADA MODE」東京を監修しました。

うめきた公園について

うめきた公園は2024年秋にオープンした、大阪の中心部に位置する公園です。西日本最大のターミナル駅である大阪駅に直結しており、面積45000平方メートルを誇るこの公園は大規模ターミナル駅直結の都市公園として世界最大級です。「PRADA MODE 大阪」は、公園内にあるSANAA設計の大屋根施設で開催されました。大屋根施設は、半野外の広場、インフォメーション、カフェの3つのスペースが屋根の起伏に合わせて配置されています。

犬島について

犬島は、西日本の瀬戸内海、直島の近くに位置する小さな島です。歴史的に、この島は採石場と銅の製錬所として知られており、20世紀初頭には5,000人もの住民が住んでいたと言われています。その間、島の産業は徐々に衰退し、製錬所は100年近く放置されました。2008年には、島の合計人口は約40人、平均年齢は70歳となりました。同年、1980年代からベネッセアートサイト直島を運営していた公益財団法人福武財団が、製錬所跡地に犬島精錬所美術館をオープンし、妹島和世とアーティスティックディレクターの長谷川祐子を招き、ベネッセアートサイト直島プロジェクトの一環として、島全体を変革し、その未来像について考えました。妹島は段階的に作業を進め、古い住宅を改修し、ギャラリースペースを建設し、ワークショップやコミュニティガーデンを企画し、訪問者が島をより深く体験できるように宿泊施設を建設しました。『犬島「家プロジェクト」』は、2010年に「F邸」のオープンとともに公開されました。プラダは、「PRADA MODE 大阪」と「犬島プロジェクト」を記念して、「犬島 くらしの植物園」に妹島設計の常設パビリオンを寄贈しました。

PRADA MODE」について

アーティストのカールステン・ホーラーが手掛けたアイコニックな「Prada Double Club」(2008/2009年ロンドン、2017年マイアミ、2024年ロサンゼルス)から自然発生的に生まれた、アート、音楽、食、エンターテイメントの分野を横断して一期一会の体験を提供する現代文化をテーマにしたイベントシリーズ。世界各地で開催される重要なグローバル規模のカルチャーイベントを活性・拡大する場所として構想され、メインイベントのテーマやトピックを補完するような独自のプログラムやコンテンツを展開しています。過去(20182025年)にはマイアミ、香港、ロンドン、パリ、上海、モスクワ、ロサンゼルス、ドバイ、東京、ソウル、アブダビで開催され、ジェイミー・ダイアモンド、ケイト・クロフォード、トレヴァー・パグレン、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)、ダミアン・ハースト、マルティーヌ・シムズ、イ・スッキョン、キム・ジウン、ヨン・サンホ、チョン・ダヒ、シアスター・ゲイツなどのアーティスト、映画監督、写真家による作品やインスタレーションを展示してきました。

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