新たなアート体験の次元へ:アート×テクノロジーを感じる国際アート展「中国・超次元国際芸術巡回展」

日本人イラストレーターも数多く参加する超次元国際芸術巡回展が始まりました。

この巡回展は、南通市を皮切りに西安、上海、広州、深圳、杭州など1年をかけて巡回していきます。南通市富美帽飾博物館では、2024年3月24日まで展示されます。

右下に、今回参加したアーティスト名が記載されています

巡回展第一回目となる南通市では、南通崇川区文化観光局の指導の元、南通市富美帽飾博物館で開幕しました。

開幕式には南通市観光協会常務副会長の葛维先(カク・イセン)氏、中国エクストリームスポーツの権威で、中国のトレンド経済と文化産業の提唱者である潮叔(张少炯(チョウ・ショウキョウ))氏、美術界の有識者、メディアなどが出席しました。さらに、イタリアやトルコからも来賓が駆けつけ、国際的な開幕式となりました。

開幕式では、南通市観光協会の葛维先(カク・イセン)氏や南通市富美帽飾博物館の黄美云(コウ・メイユン)氏が挨拶しました。

葛氏は、「この革新的なアート展は、次元を超えた芸術の探求を象徴しています。南通市での開催は、観光と文化の融合を促進し、新たな観光地になることを示しています」と述べ、黄氏は「この展覧会を通じて、アートとテクノロジーの可能性を広げ、国境を越えた交流と協力を促進し、伝統的な文化の多様性を育み、デザイナーやアーティストの創造性を刺激したい」とコメントしました。

この超次元展は、2017年に東京で誕生し、2018年から中国と共同開催となったCAC国際コンペティションが開催起源となっています。

CACプロデューサー:釜澤直恵

このCACコンペティションは、アーティスト・デザイナーなどのクリエーターの創造性や可能性を発掘し、国境を超えた後進育成とデジタルコンテンツ市場の活性化を目指す国際プロジェクトです。

2023年度のCACに参加したイラストレーターを讃えるため、会期初日に2023CAC授賞式も開催されました。

中国のグランプリ受賞者・俞欣(ユ・シン)氏とともに、日本のアーティストを代表して2023CACの特別審査員を務めるイラストライターでゲームクリエーターの326氏がトロフィーを受け取りました。

左:326 氏 右:俞欣 氏

同展は、国際的なキュレーション経験を持つ中国で著名な文化学者で伝統工芸士の王超鷹氏をプロデューサーに迎え、開催されました。この日は王超鷹氏自らマイクをとって、参加者に特別に解説しました。ゲストで来場した326氏の作品は人気で、皆さん、絵と詩の意味を熱心に聞いています。

 

そしてこちらは、日本の2023CACグランプリ、まころん氏の作品。アニメ美術監督出身の実力派イラストレーターで、SNSでも大人気のまころん氏は、今年、すでに日本全国18カ所で個展が決まっています。そんな作品に、皆さんも興味津々です。

2023CACを受賞したまころん氏のオリジナル作品

 

こちらは、準グランプリ・SmallRig賞を獲得したykn氏の作品。資生堂BCが監修し玄光社から出版された「日本の化粧の変遷100年」の挿絵などを担当するこちらも実力派のイラストレーターです。

準グランプリ・SmallRig賞を受賞したykn氏のオリジナル作品

 

こちらは、特別賞を受賞したのは、しまみつ氏の孫悟空。中国で定番の孫悟空ですが、日本人のしまみつ氏が描く孫悟空は、中国人の常識を超えたようで、多くの人が立ち止まる人気作品となりました。しまみつ氏はゲーム業界出身のイラストレーターです。

中央:しまみつ氏の孫悟空と龍のオリジナル作品

 

2023CACの受賞者・作品詳細はこちら▷https://the-selection.jp/yacac/2023cac-award/

 

また、同展では日本の人気コンテンツもアートとして紹介されています。日本でTVアニメ化されたGakkenの人気コンテンツ「最強王図鑑」シリーズが、企業のコンテンツアートとして展示されています。ショップコーナーでもグッズが展示され、一部が試験的に越境販売されます。

Gakken「最強王図鑑」シリーズ作品

 

他にも、干支を美少女に擬人化したSakiyama氏の作品は、多くの注目を集めました。というのも、中国人にとって、干支はとても大切なも。それを美少女に表現するのは、なんとも日本らしい感性なんだとか。

Sakiyama氏の干支シリーズ

 

同展では中国、日本、アメリカ、フランス、台湾、韓国のアーティストによる200点以上のアート作品をリアルとデジタルで展示しています。

気になった作品をタッチすると大きく表示されたり、流れてくるカードを踏むとキャラクターが出てくるなど体感型の展示も準備され、来場者に新しいアート体験を提供しています。

▼動画はこちら

リアル展示の一部:https://www.instagram.com/p/C3t_GyYyrt8/

デジタル展示の一部:https://www.instagram.com/p/C3ylyJLym00/

そして今回、ゲストとして参加した326氏の作品が大人気。その場で購入希望が入り、作品にサインする姿が定番となりました。やはり展示会場でアーティストと直接触れ合えるというのは、中国人にとっても特別な体験になるようです。

そして、このイベントの一つの大きな成果として、アーティストの326氏の中国初進出のパートナーに、この超次元国際芸術展を主催する”上海无聊猴品牌管理有限公司”とクリエーター発掘プロジェクトCACの発起人である”株式会社colors palette”の共同事業YACACが正式に決定しました。

この超次元展を通じて多くの日本人クリエーターが中国で活躍できることを期待したいです。次の超次元展も楽しみです。

▷2023CAC受賞者発表

▷2023CAC作品一覧

▷2023CAC概要

 

 

 

 

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naoeTHE SELECTION 編集長

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お洒落なライフスタイルをコンセプトに、自らが面白いと思えるものをお伝えしますね。職業は、ファッションデザイナー兼コーディネーション・クリエーター。趣味:旅行/映画鑑賞/外食

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