株式会社寺子屋が運営するSUD Restaurant TERAKOYAは、武蔵野の地で各界のVIPをおもてなしして来たレストランTERAKOYAの支店として、2020年8月に竹芝にグランドオープンしました。
今年70周年を迎えたTERAKOYAでは、70周年を記念したコース料理をSUD Restaurant TERAKOYAと本店で提供中です。
SUD Restaurant TERAKOYAでは、さまざまなシーンで楽しんでもらえる仕掛けを用意しています。
テラスで海を見ながら食前酒を楽しんだ後は、ダイニングに移ってゆっくりとお食事を楽しみ、食後は隣接するバーラウンジでデザートカクテルを。
テラス、ダイニング、バー、それぞれ単独のご利用も可能です。
今回、SUD Restaurant TERAKOYAの誇る3つのシチュエーションを一連の流れを体験してきました。店内は高級感のあるゴージャスなインテリアで素敵な日をより一段と演出してくれます。
明るく解放的なテラス、目の前には東京湾の水辺と浜離宮の緑が広がり、スカイツリーが遠望出来ます。ここはまさに東京湾の最奥にひっそりと佇む入江のようです。
桟橋には定期船が運航し、小笠原諸島に向かう竹芝港はすぐ隣というロケーション。都心の喧騒から離れ、静かで穏やかな空間、そんな風光明媚な場所となっています。
まずはテラス席で、心地よい風を感じながらウェルカムシャンパンで乾杯。その後、店内に移動し、落ち着いた空間でコース料理を堪能します。
食事は世界最高峰のシャンパーニュ“KRUG”の名を冠した特別なプライベートルームにて。
メゾンKRUGとTERAKOYAの永年にわたるパートナーシップにより、オーナーシェフの間(はざま)はKRUGアンバサダーシェフを務め、壁には友好の証として現当主オリヴィエ・クリュッグ氏のサインが記されています。
SUD Restaurant TERAKOYAでは、東京島嶼部の食材や西東京の農作物を使用し、“東京ローカル”をキーワードに、こだわりのオリジナル・フランス料理を提供しています。
武蔵野アワビと蒸雲丹のパテ
武蔵野産のアワビは、ワカメを主食とすることで、しっかりとした食感の中にも柔らかさがあり、噛むほどに濃厚な旨味が広がります。蒸し雲丹は非常に濃厚で、クリーミーな舌触りと海の甘さが際立っています。口に含んだ瞬間、雲丹の豊かな甘みと旨味が広がり、その後にアワビの奥深い風味が追いかけてくる絶妙なハーモニーが楽しめます。素材の持ち味が最大限に引き出されており、満足感を得られる一品です。
大島バター
全粒粉パンや米粉パンにぴったりの「大島バター」は、伊豆大島産のミルクと大島の塩だけで作られた貴重なバターです。濃厚なクリーミーさが特徴で、口に含むと優しい塩味が広がり、パンの風味を引き立てる絶妙な相性を生み出します。シンプルな素材ながら、その豊かな味わいが特別感を感じさせる一品です。
黒トリュフのポタージュ
非常に濃厚で香り高い一品です。トリュフ特有の芳醇な香りが、ポタージュのクリーミーな口当たりと見事に調和しています。一口食べれば、トリュフの豊かな風味が瞬く間に広がり、続いてポタージュのまろやかなコクが優しく追いかけてくる感覚を楽しめます。黒トリュフ自体が極めて風味豊かな食材であり、そのシンプルなポタージュとの組み合わせが、トリュフの香りと旨味を一層引き立て、全体として贅沢で上品な味わいを堪能できる仕上がりとなっています。
国産牛フィレ肉のポワレと牛タン
牛フィレのポワレは絶妙な焼き加減で、外側は香ばしくカリッと仕上がり、中は非常に柔らかくジューシーです。しっとりとした食感と上品な旨味が口いっぱいに広がり、一口ごとに肉の繊細さと風味を存分に堪能できます。70年変わらぬレシピで作られたデミグラスソースで煮込まれた牛タンは、長時間じっくりと煮込まれており、驚くほど柔らかく、口の中でとろけるような食感が楽しめます。デミグラスソースの深いコクが牛タンにしっかりと染み込み、濃厚で豊かな旨味が広がる至福の一品です。
ペアリング
ペアリングには、武蔵野アワビと蒸雲丹のパテに白ワイン、国産牛フィレ肉のポワレと牛タンには赤ワインと、それぞれの料理に最適なワインが厳選されていました。料理の風味を引き立てる絶妙な組み合わせで、全体の味わいをさらに豊かにしています。
ディナーの締めくくりには、バーラウンジに移動してリラックスした雰囲気の中、食後酒をゆっくりと味わうという流れになっており、贅沢なひとときを過ごせます。
すぐそこには竹芝桟橋、海への玄関口があり、小笠原の食材や、リキュール、スピリッツを使用。
今回は、小笠原の海底熟成ラムを使用したデザートカクテルを頂きました。
ブランデーとカカオ、生クリームで作るアレキサンダーというカクテルです。
今回はブランデーを海底熟成ラムに置き換え、一癖ある小笠原ラムがカカオと素晴らしいマリアージュをみせてくれます。しっかりとボディと特長を持つお互いの個性を引き出しながら、そこに生クリームがクリーミーさと滑らかさ、飲みやすさを演出。
女性だけでなく、男性にも喜ばれるエレガントな一杯です。
フランス料理の技法を基盤としながら、竹芝ならではの魅力である小笠原諸島の食材を取り入れた一皿一皿が、満足のいく逸品ばかりでした。
70周年を記念した特別なコースメニューは、大切な日の特別なひとときを彩るにふさわしい内容となっています。ぜひ、贅沢なひとときをご堪能ください。
↓SUD Restaurantホームページ
https://sud-terakoya.jp
↓レストランTERAKOYA本店ホームページ
http://www.res-terakoya.co.jp
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