首都圏最大級52万株の芝桜と富士山の競演が楽しめる春の風物詩「富士芝桜まつり」をはじめ、今の季節氷柱が見頃を迎えている「鳴沢氷穴」、2020年12月に運航開始した河口湖遊覧船「天晴(あっぱれ)」など、富士急グループの今一押しの観光スポットをご紹介します。
・富士芝桜まつり(4/17~5/30開催)※撮影時(4/22)は6分咲
首都圏最大級約52万株の芝桜の祭典「2021富士芝桜まつり」は、残雪の美しい世界遺産・富士山と、自然あふれる広大な場内の敷地いっぱいに咲き誇る芝桜との共演が楽しめる春の風物詩です。今年のテーマは、芝桜の花ことば「希望」にちなみ「希望の、応援花。」。寒い冬を越え、小さくても力強く、活き活きと咲き誇る芝桜とムスカリやアネモネ、ツツジといった春の花々が、明るい未来への「希望」を願い皆さまにエールを贈ります。また、今年は芝桜でハートをかたどったスポットをはじめ、場内各所にハートのフォトスポットが新登場。大切な人との記念撮影はもちろん、撮影した写真を家族や友人に送るのもおすすめです。
恒例のグルメイベント「富士山うまいものフェスタ」では定番の地元B級グルメに加え、富士山の形をした「富士山はんぺん」といった富士山にちなんだメニューや、本物の桜を添え春の味覚を楽しめる「さくらゼリーサイダー」など個性的なメニューが勢揃いするほか、例年一番人気の「芝桜まつり限定桔梗信玄餅」や型抜きが楽しめる富士山型バウムクーヘンなどここでしか買えないお土産商品も充実しています。
会場内の芝桜と富士山が一望できる一等地にある「展望カフェ」では、芝桜をイメージしたホテルパティシエ特製の本格スイーツを楽しむことができます。毎年大好評の山梨県産のももとぶどうを使用したジェラートや、テイクアウトにもピッタリの可愛らしいジャースイーツなど、思わず写真を撮りたくなる春満開のメニューが揃います。
「富士芝桜まつり」では、すべての来場者に安心して楽しめるよう感染症対策を徹底しています。富士山麓地域の雄大な自然の中で、富士山と芝桜が織りなす美しい絶景をご堪能ください。
【2021年営業情報】
■開催期間:2021年4月17日(土)~5月30日(日)計44日間 ※期間中無休
■営業時間:午前8時~午後5時 ※時期により変動いたします。
■入園料金:大人(中学生以上)800円/小人(3歳以上)250円
■駐車場:約1,500台(普通車500円/1台、大型車2,000円/1台、バイク300円/1台)
■交通:車/中央自動車道河口湖ICから国道139号経由約25分、東名高速道路富士IC・新東名高速道路新富士ICから約50分 バス/新宿駅(バスタ新宿)より直通高速バスで約2時間25分、富士急行線河口湖駅より会場行きバスで約40分、JR新富士駅より会場行きバスで約75分 電車/JR中央本線大月駅で富士急行線に乗り換え河口湖駅下車、会場行きバス乗り換え
■お問合せ:富士芝桜まつり事務局 0555-89-3031 HP http://www.shibazakura.jp/
・鳴沢氷穴
富士北麓の青木ヶ原樹海にある溶岩洞窟「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」は、864年(貞観6年)富士山の側火山長尾山の爆発の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼いた溶岩流が流れ下ってできた2つのトンネル式洞窟です。昭和4年に文部省(現・文部科学省)の天然記念物の指定を受けてから世界的に紹介され、地質学上、貴重な存在となっています。一年を通して平均気温0~3°Cの洞窟内では、天井からしみ出した水滴が凍ってできた巨大な氷柱や万年氷を楽しめます。4月頃には最も成長し迫力ある氷柱を鑑賞できる他、真夏は外気との気温差最大32°Cの清涼スポットとしても注目されています。
「鳴沢氷穴」の出口に位置する「氷穴カフェ」では、GWの営業に向けて一部メニューをリニューアルします。レタスで樹海の緑を表現した人気のホットドッグ「樹海ドッグ」に、アボカドや大豆ミートを使用したラインナップが追加された他、地元鳴沢名物のブルーベリーや山梨県産シャインマスカットのゼリーを盛り付けたこだわりのかき氷など、テイクアウトメニューが充実します。インスタ映え間違いなしの新メニューをこの機会にぜひご賞味ください。
【「富岳風穴・鳴沢氷穴」営業情報】
■営業時間:10:00~16:30(入洞最終受付は30分前まで) ※時期により変動有り
■所要時間:各約30分
■入洞料金:各大人350円、小人200円
■お問合せ:富士観光興業株式会社 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068‐1 TEL 0555‐85‐3089 HP https://www.mtfuji-cave.com/
・河口湖遊覧船「天晴」
2020年12月に、河口湖で運航開始した河口湖遊覧船「天晴」は、戦国時代に甲斐武田軍に属していた「水軍」の安宅あたけ船ぶねがモチーフの純和風な遊覧船で、山梨県ゆかりの武将・武田氏の家紋「武田菱」を大きくあしらった御幕おろしまくが目を引く船体は、武田軍の代名詞でもある「赤備えあかぞなえ」をアクセントに、華やかさと勇ましさを兼ね備えたデザインとなっています。
天気の良い日は展望デッキから、遮るもののない雄大な富士山の絶景を堪能することができます。また、白木をメインとした“和”の象徴である畳の間をイメージした広々とした船内には、50インチの大型モニターを設置し、雨の日でも四季折々の美しい富士山や周辺地域の観光情報をお伝えします。
門幕やのぼり旗に迎えられ琴や太鼓の音色に導かれるように乗船し、富士山一望のデッキに立って、山々に響き渡る法螺貝ほらがいの轟きとともに広大な湖へと出陣すれば、気分はまさに戦国武将です。富士山観光の新名所、新・河口湖遊覧船「天晴」で、日本一の富士山を湖上という特等席から思う存分満喫してください。
【河口湖遊覧船「天晴(あっぱれ)」概要】
■営業期間:年中無休
■運行時間:9:30~16:00(最終便)30分間隔で運航 ※季節により運航時間が異なります
■所要時間:一周約20分
■料金:大人1,000円、小人500円
■定員:120名
・~河口湖~富士山パノラマロープウェイ「武田信玄の戦国広場 絶景やぐら」
標高856mの河口湖畔駅から1,075mの富士見台駅を結び約3分間の空中散歩が楽しめる「~河口湖~富士山パノラマロープウェイ」は、四季折々の富士山と河口湖の絶景を楽しめるビューゴンドラとして、国内外問わず多くの観光客の方々に利用されています。
ロープウェイ山頂の広場からさらに奥に進んだ標高1,110m地点に崖から迫り出す一本橋のように設置された「武田信玄の戦国広場絶景やぐら」では、雄大な富士山の絶景パノラマを何も遮るもののない特等席で鑑賞できる他、「絶景やぐら」が位置する一帯は、武田信玄の陣屋をイメージしたテーマエリア「武田信玄の戦国広場」として、武田家の家紋である武田菱の陣幕や鎧具足を着込んだ武田信玄の顔出しパネル等のフォトスポットが設置されており、海外の方にも和の雰囲気に触れてもらえるおすすめのスポットとなっています。これから初夏のシーズンは、木々の緑と調和し凛々しく壮大な富士山を間近で楽しめます。富士山の絶景パノラマと戦国体験を満喫できる「武田信玄の戦国広場絶景やぐら」にどうぞ注目ください。
【「~河口湖~富士山パノラマロープウェイ」営業情報】
■営業時間:9:00~17:00 ※時期により変動有り
■料金:大人往復900円(片道500円)、小人往復450円(片道250円)
■アクセス:中央自動車道河口湖ICより約15分、富士急行線河口湖駅より徒歩約10分
■お問合せ:TEL 0555‐72‐0363 HP https://www.mtfujiropeway.jp/
・FUJIYAMA COOKIE 本店
富士山観光のお土産の定番「フジヤマクッキー」。国産小麦粉など厳選された素材を使用し、絶妙な配合、焼き加減で作り上げることにより、旨み・コク・香りなど素材本来の持ち味を最大限に引き出しています。毎日ひとつひとつ丁寧に焼き上げられたクッキーをぜひご賞味ください。
「FUJIYAMA COOKIE 本店」で人気の富士山土産「フジヤマクッキー」をお土産にどうぞ。
・フジヤマミュージアム
古今東西、悠久の「富士」を巡る美術館・フジヤマミュージアムでは、4月10日(土)より春の収蔵作品展を開催しています。今春、新たに横山大観の秀作二点「蓬莱神山」、「不二霊峰」、黒田清輝「富士」、林武「富士」、吉田博「富士拾景」等、富士山をテーマにした作品9点を収蔵しました。このうち今回、横山大観「蓬莱神山」を初公開します。
富士山は時代とともに≪祈る山≫、≪登る山≫、≪見る山≫などその存在に意味を成してきました。本作品は日米開戦の翌年にあたる1942(昭和17)年に制作され、国運と武威を祈る意味合いもさることながら、神仙思想と富士山を神と崇める信仰とが出会った吉祥画であり、大観の力量を遺憾なく発揮した力作です。また、同時開催のテーマ展示「花が彩る富士」では、“花と富士山”が描かれた作品10点を展示するほか、稀有で縁起が良いとされる赤富士7点を集めた赤富士コーナーもあります。新年度の幕開けにふさわしい春の収蔵作品展をぜひご高覧ください。
【フジヤマミュージアム営業情報】
■開館時間:全日10:00~17:30(最終入館受付17:00)
■休館日:4月15日(木)、5月13日(木)、6月10日(木)・17日(木)、7月1日(木)
■入館料金:大人1,000円、大学・専門学生800円、高校生600円、中学生500円(小学生以下は無料)
■場所:山梨県富士吉田市新西原5‐6‐1(富士急ハイランド、ハイランドリゾートホテル&スパ隣接)
■お問合せ:TEL 0555‐22‐8223 HP https://www.fujiyama-museum.com/
どの場所も富士山が間近でパワーを感じること間違いなし。都心からのアクセス抜群で、今でしか見ることのできない春の富士山をめぐる一押しの観光スポットを是非お楽しみ下さい。
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