日本のダンスミュージックフェスの金字塔「ULTRA JAPAN 2019」が9月14日(土)〜15日(日)に開催された。今年は舞台がTOKYO ODAIBA ULTRA PARK IIへと移り、メインとなる「ULTRA MAIN STAGE」と「ULTRA PARK STAGE」の他、一段とグレードアップしたVIP専用「ULTRA LOUNGE」やチルアウトスペースなど様々なエリアが登場。“熱狂”と“心地よさ”が共存する新会場には両日3万人以上の来場者が訪れ、地響きが起こるほどの熱狂を生み出すとともに、ホスピタリティが増した新会場でみな思い思いに楽しみ、新時代のフェスティバルの在り方を存分に提示した。
◆6年間の歴史が証明する、ULTRAブランドへの期待
6年間続くダンスミュージックフェスとして確固たる地位を築いた「ULTRA JAPAN」。
初日には3万人を動員し、既存ファンと新たに参加するファンが混じり合い、フェスの成熟度がうかがえた。
その豪華なラインナップはもちろんだが、世界に多くのファンを抱え、一過性のムーブメントにとどまることなく、カルチャーとして大きな存在となったことを見事に証明した。
◆ホスピタリティが格段に向上したVIP専用「ULTRA LOUNGE」
「ULTRA MAINSTAGE」が眼前に広がる、新たに生まれ変わった「ULTRA LOUNGE」は、南国のリゾートを思わせるソファーなどが芝生の上に設置されたラグジュアリーな空間に。
今年は6年間ではじめて「ULTRA LOUNGE」でチルアウトしながら、大熱狂のメインステージを眺めることができ、昼・夕方・夜と進む時間帯のなかで、時間とともに変化するお台場の美しい景色を背景に、様々な楽しみ方を満喫するVIP客が多く見られた。
◆ULTRA PARKやチルアウトエリアも大盛況
ここ数年で知名度と人気が向上している「ULTRA PARK STAGE」では新進気鋭の日本人DJたちが奮闘するなか、今年もOnitsuka Tigerとコラボレーションしたアートやパフォーマンスなど様々なカルチャーが交錯したクリエイティブな空間を演出した。またチュッパチャプスエリアには会場内にエアクッションが多数並べられ、踊りつかれた来場者たちは記念撮影をしたり休んだりと、音楽以外での楽しみ方も見出していた。
◆海外の最新トレンドも昇華、会場内を彩るファッショナブルなオーディエンス
動きやすさなどの機能性に特化することなく、来場者が多種多様なスタイルを謳歌する、そのファッション性の高さも「ULTRA JAPAN」の大きな特徴の1つ。
2日にわたり様々なフェスコーデで自らのSTYLEを表現した、数多くのファッショニスタが集結。その中から選りすぐりのファッショニスタ達をTHE SELECTION MAGAZINE編集部がスナップした、ファッションスタイルをご紹介。
①名前、チーム名
②ファッションのテーマ、ポイント
①ゆりな、ことこ
②メタリック
①りな、ちさと
②ネオン
①ゆい、あんな
②ピンク、角
①チーム レディガガ
②ネオンカラー
①くるみ、そういちろう
②蛍光、少しでも目立つように
①せみ、しょうこ
②銀河
①ひとみ、つばさ
②オールブラック、黒猫
①もえか、ねね
②ネオンカラー、プチプラ
①あみ、かほ
②韓国アイドル風、セクシー
①みほ、もりひろ
②スティーブ青木
①ひとみ、しおん
②ザッツ・ウルトラフェス
①ゆうな、すみれ
②ブラック、乳
他にも様々な、おしゃれピープル達にご協力頂きました。
人気のブラックコーデや定番のスポーティスタイルなどのクールな装いなどの他に、ネオンカラー、メタリック素材、オーロラ素材、メッシュ素材、ビニール素材、アニマルプリントを取り入れた来場者も多く見られた。グローバルに展開する「ULTRA」は、ファッション面においても世界とリンクし、日本における既存の“フェスファッション”の概念を拡張していた。
秋のフェスファッションに向けて、ぜひ参考にしてみて下さい。
Photo by tokyo wolves、M.Mochizuki
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